チワワはとても人気が高く人気犬種ランキングのトップ3に入り続けるほど人気のある犬種です。体が小さく可愛らしい容姿から一度は飼ってみたい!という人も多いのではないでしょうか。飼う際のポイントをしっかり抑えておけばとても飼いやすい犬種とも言われています。実際に私も飼っており体験談も交えながらしつけの仕方や日々のケアの仕方、かかりやすい病気なども紹介していきます。

チワワの性格、特徴は?

まずチワワの性格や特徴について知っておきましょう。

性格

  • 飼い主に従順
  • 賢い
  • 好奇心旺盛
  • 警戒心が強く怖がり

チワワの性格は大きく分けて4つのタイプがあると言われています。まず飼い主さんにとても忠実です。誰にでも愛情を振りまくわけでなく家族にしか愛情を表現しないなどといったはっきりとした性格を持つため犬との強い結びつきを持ちたいといった人は飼い主に一途で甘えん坊なチワワとてもおすすめです。私の飼っているチワワも家族の中でもとても懐いていたり、あまり心を開かないなどといった性格を持っています。

またとても賢いといった面も持っています。小さい体ながら脳の発達した賢い犬種で知られており学習能力も高いためしつけなども比較的すぐに覚えてくれます。しかし頭の良さからイタズラや問題を起こしてしまうなど注意が必要です。

他にも好奇心旺盛で活発な子もいます。散歩中も気になるものがあれば興味を持つので向かっていってしまったりその場で立ち止まってしまうなどちょっとした注意も必要です。そんなチワワですが実は警戒心が強く怖がりといった性格も持ちます。様々なものに興味を持ちますが見知らぬ人や他の犬に対しては警戒心から怖がって吠えてしまいます。

特徴

チワワは世界で最も小さい犬と言われていますが小さい体とは逆に瞳が大きく大きな立ち耳を持っているのが特徴です。丸い頭の形状からアップルドームと呼ばれており小柄で足は細いですが頭と胴体はガッチリとしています。超小型犬であり体重は1.5kg~3kgほどが理想とされています。

チワワの種類

実はチワワの中にも種類はたくさんいます。毛の長さの違いだけでなく毛色は数えられないほどのカラーバリエーションがありホワイトやブラックからブルーなどの珍しい毛色もあります。

毛の長さ

チワワには毛の長いロングコートと毛の短いスムースコートの2種類がいます。ロングコートのチワワは全身が柔らかく長い毛に覆われふわふわとした印象を持ちますが一方でスムースコートのチワワは毛が短くすらっとした特徴を持ちます。さらにスムースコートのチワワは「ドワーフタイプ」と「ハイオンタイプ」の2つの体型タイプがあります。ドワーフタイプは一般的なチワワの体型ですがハイオンタイプチワワの特徴としては骨が細くスリムで足が長いといった違いがあります。

ロングコートとスムースコートの違いですが見た目の他に毛の短いスムースコートの方が温度変化に弱い場合があります。チワワは基本的に温度変化に弱い体質ですが肌に直接ダメージのかかるスムースコートのチワワは特に注意が必要です。

毛の色

  • ホワイト
  • ブラック
  • クリーム
  • フォーン
  • レッド
  • チョコレート
  • ブルー
  • イザベラ

チワワは単色だけでもかなりのカラーバリエーションがあります。さらに2色3色と組み合わさったパターンもあり実に多彩です。2色から構成されるものは「パーティーカラー」と呼ばれ人気があるのが、白地にクリーム色が合わさったクリーム&ホワイトやホワイトにブラックが合わさったブラック&ホワイト、他に目の上にまゆ毛のようなタンのあるブラック&タンやチョコレート&タンといったものに人気があります。中でもブルーなどの毛色のものは珍しいレアカラーと呼ばれています。一方3色以上で構成されたもの「トライカラー」と呼ばれておりブラックやチョコレートのタンカラーにホワイトの組み合わせが多いと言われています。

たくさんあるチワワのカラーですが中には成長に伴い毛色が変化する子もいます。フォーンと呼ばれるブラウン系のカラーのものは変化しやすいと言われており生まれたばかりの時はブラックでも徐々に明るくなっていきブラウン系になることが多いです。私の飼っているチワワも小さい頃は単色カラーのホワイトでしたが2~3歳になる頃にはクリーム色の毛が混ざり始め今ではクリーム&ホワイトのパーティーカラーです。

チワワの歴史

チワワの歴史には様々な説がありますが古代メキシコの「テチチ」と言われる小さな犬が祖先と言われています。7世紀~12世紀のトルテカ帝国や15世紀~16世紀のアステカ王国において飼育され、死者の魂をあの世へと連れていき悪霊を取り払うと信じられていたため生贄とされていたと考えられています。またトルテカ王国やアステカ王国にはこのテチチと思われる骨が大量に見つかっているためこの説が一番有力とされています。

その後アステカ王国は1519年頃に滅亡し数百年にわたってテチチの消息がつかめなくなってしまいました。1850年、チワワ州にて3頭の小さな犬が発見され「チワワ」と名付けられアメリカに渡り犬種の固定化が図られることになります。50年にもわたる計画繁殖や犬種固定化により現在のチワワが誕生しアメリカでは当時人気がなかったものの爆発的なブームを迎えることとなりました。日本でも1970年頃室内で飼う犬が注目され始めあのCMから爆発的な人気により今では人気の犬種ランキングのトップ3に入り続けています。現在はロングコートが多いですが当時はスムースコートが圧倒的に多くロングコートのチワワはほとんどいませんでした。もともと毛の短かったチワワは品種改良の中でポメラニアンやパピヨンなどと交配しロングコートのチワワが生まれました。

しつけの仕方は?

チワワは飼い主さんにとても忠実であることから正しいしつけをすれば良い信頼関係を結ぶことができます。しつけに手を抜いてしまったり間違ったしつけ方をしてしまうと、噛み癖や吠え癖がついてしまったり飼い主さんに全く従わなくなってしまったりするので注意しましょう。あくまでしつけは愛犬と飼い主さんがより信頼関係を強めお互いに安心できる環境を作るためですので、過度なしつけは避けストレスにならない程度に訓練することが大切です。

主導権は飼い主にあることを自覚させる

チワワはもともと気が強くボスになりたいという気持ちが強い犬なのでご飯やおやつを欲求されるたびに答えてしまうと主導権が自分にあると思い言うことを聞かなくなってしまいます。主導権が飼い主にあることを自覚させるためには欲求に応える前にお座りなどの指示を与えて、それができてから応えてあげる必要があります。

お世話は丁寧にする

愛犬と信頼関係を築くためには飼い主さんに対して安心してもらう必要があります。ご飯をくれる、遊んでくれる、散歩に連れて行ってくれるといったしっかりとお世話してあげることで愛犬はお世話をしてくれる安心できる人と飼い主さんを認識してくれます。チワワは信頼した飼い主さんにとても忠実なのでちょっとしたお世話も丁寧にしてあげることで良い信頼関係を築くことができるはずです。

社会性を身につける

チワワだけでなく小型犬は見慣れない人や場所に不安に感じてしまうため吠えてしまったり攻撃的になってしまいます。なので子犬のうちから様々な人や犬に合わせてあげたり色々な場所に連れていってあげることで社会性を身につける必要があります。実際小さい頃は犬や人に合わせる機会が少なく知らない人にすぐに吠えてしまったり他の犬にあっても全然馴染んでくれなかったりしていましたが人に会う機会が増えるにつれ吠えなくなり落ち着いていられるようになったので人に会わせる機会を作ることが大切かもしれません。

チワワは飼いやすい?

チワワはお年寄りでも飼いやすいと言われていますが実際はどうなのか理由とともに説明していきます。

  • 体重が軽い
  • 運動量が少ない
  • ブラッシングが簡単
  • しつけがしやすい
  • エサが少ない

超小型犬であるチワワは体重が軽いので抱き上げたりシャンプーが簡単にすることができます。散歩の際も飼い主さんが引っ張られてしまうこともなく運動量も少ないので初めて犬を飼う人やお年寄りでも比較的簡単にお世話ができます。また1人暮らしの部屋でも小さいチワワは十分飼うことができるためそういった点でも飼いやすいと言えます。

またシャンプーやブラッシング、トリミングを頻繁に行う必要がありません。チワワの毛は一定の長さまで伸びるとそれ以上は伸びずに抜け落ちるため定期的なカットやブラッシングが必要ないのと、体臭が少ないためシャンプーも月1~2回で良いので他の犬と比べるとケアが簡単と言えます。

他にもチワワは基本的に飼い主さんに忠実で学習能力も高くしつけもすぐに覚えてくれるのでしつけに苦労することも少ないです。初めて犬を飼う人でもチワワは飼いやすいのではないでしょうか。

 

チワワのトイレトレーニングのポイントは?

チワワは物覚えが早いためトイレもすぐに覚えてくれることが多いですが適切なトイレトレーニングをしないとなかなか覚えてくれないこともあります。

排泄後に褒める

ここで排泄をすれば褒めてくれると覚えてもらう必要があるためトイレでしっかり排泄できたらしっかり褒めてあげることが大切です。他にもおやつをあげるなどしてトイレで排泄できれば良いことがあると理解してもらうのも方法です。

トイレは綺麗に

汚れたトイレでは子犬のうちは特に排泄してくれません。覚えてくれるまでは排泄したたびに取り替えるようにして清潔に保ってあげることが大切です。

トイレのサイズを適切に

トイレのサイズが小さいとうまく排泄できないことがあります。目安としては子犬のうちは歩き回れるくらい、成犬になってからは体がトイレ内に収まるくらいが適切です。

落ち着ける場所にトイレを置く

落ち着いて排泄できないと途中でトイレから出てしまったりうまく排泄ができません。人が出入りするドア付近などは避けなるべく壁際などの部屋の隅が理想です。

チワワのかかりやすい病気

チワワや小型犬に特にかかりやすい病気がいくつかあります。あらかじめ知っておくことで対策、予防ができるかもしれません。

膝蓋骨脱臼

膝の皿がずれてしまうもので主に小型犬になり易い病気です。フローリングなどの滑る路面で過ごしていたり段差から飛び降りる際など関節に負担がかかることで発症し、スキップのような歩き方や立つのに時間がかかると行った症状が見られた際は膝蓋骨脱臼が疑われます。

水頭症

チワワの独特の頭の形状が水頭症を発症しやすくなってしまいます。運動障害や知覚障害、麻痺などといった症状が現れ完治の難しい病気です。

尿路結石症

こちらも小型犬に多く見られる病気で膀胱、腎臓、尿道に石が溜まってしまう病気です。細菌の感染や食事のバランスが悪かったりすることが原因で排尿の回数が増えたり血が混じっていたりしたら尿路結石かもしれません。

角膜炎

目が大きいチワワは異物が入ったりぶつけたりしやすく、そうすると角膜炎の原因になってしまいます。常時涙が出ていたり充血している目やにが多いなどと行った症状が現れ軽度のうちは自然に治りますが悪化した場合は失明の危機もあるため病院で見てもらうようにしましょう。

歳をとってからかかりやすくなる病気

チワワだけに限らず高齢になってくると様々な病気にかかるリスクも高くなってきます。

認知症

実は犬にも認知症があります。飼い主さんの呼びかけに反応しなくなったり鳴き続ける、ご飯をしょっちゅう食べたがる、同じところをぐるぐる回るなどの症状が見られ犬の高齢化とともに増えてきている病気です。予防としては散歩の道を変えて見たりお座りや待てなどを一日に数回してあげるなど脳に刺激を与えると良いとされています。

ガン

犬の死因第一位はガンと言われ高齢犬で一番注意したい病気です。ガンの原因としては遺伝的なものからホルモンの影響、化学物質による影響など様々です。皮膚や口など体の様々な部位にできる病気でできる場所により症状は変わり早期の発見が難しいものや気付いた時には手遅れなんてこともあるので愛犬が高齢になってきたら様子をよく観察してあげましょう。

心臓病

加齢とともに心臓の昨日は低下していき心臓の病気にかかるリスクが高くなります。代表的なものとして僧帽弁閉鎖症と心筋症とがあり心臓の機能不全を起こすもので完治が難しい病気でもあるので注意が必要です。

腎不全

腎臓の機能が衰える病気で腎臓では老廃物や有害物質を取り除き尿を排出する役割を持っていますが、腎臓の機能の低下によりろ過がうまくできなくなります。そうすると本来尿として排出されるものが体内に蓄積され尿毒症と言われるものを引き起こし最悪しに至ることもあります。

チワワを飼う上での注意点は?

体の小さいチワワですのでいくつか気をつける点があります

温度変化に気をつける

メキシコが原産国であるチワワは大変温度変化に弱いです。真夏や真冬の時期に留守番させる際はクーラーや暖房でしっかり温度調整をしてあげないと犬にとってはかなりの負担になってしまいます。体も小さい分体温の変化も早いです。過ごし易い温度として25度を目安に室温に注意するようにしましょう。また直射日光も苦手なのでゲージは直射日光の当たらない部屋のすみなどに設置してあげるのが良いです。

家を留守にするときにはゲージに

なるべく留守番の際はゲージでさせた方がいいです。体が小さい分床に落ちているちょっとした物でも誤飲で喉を詰まらせる可能性もあり、他にも怪我などのトラブルの際もすぐに対処してあげることができません。私の飼っているチワワも一度留守中にゲージから抜け出て部屋中荒らしていたことがあり、怪我などはなかったものの普段とは違う環境に興奮して小さい頃だったこともあり事故につながる可能性も十分あります。ゲージのロックが舌で外したようなのでゲージを選ぶ際は犬のサイズにあった物で、内側からは開けられないものを選ぶようにしましょう。

 

日頃の手入れ

比較的飼いやすいチワワですが定期的なケアは大切になってきます。

耳のお手入れ

特に気温が高い夏や湿度の高い日は細菌が繁殖しやすく外耳炎が発症しやすくなってしまうので定期的な耳掃除は必要です。チワワは立ち耳なので外耳炎になりやすいわけではありませんが予防として手入れはしてあげましょう。方法としてはコットンにイヤーローションを含ませ軽く拭いてあげます。水などを使ってしまうと逆に蒸れてしまい外耳炎などを発症しやすくなってしまうため必ず専用のものを使うようにしましょう。また奥まで吹いてしまうと逆に傷つけてしまうことにもなるので自宅でする際には軽く拭く程度で自分で難しい場合には動物病院で行うのも方法です。

爪のお手入れ

爪は伸び続けてしまうので定期的に切ってあげましょう。散歩が多ければ爪がすり減るため伸びづらいですが運動量の少ないチワワは伸びやすくなってしまいます。爪切りをしないと爪が邪魔になりうまく立てなくなったりするだけでなく犬の爪は神経や血管も爪の中に通っているため爪が伸びてくると神経や血管も一緒に伸びてきてしまい爪を短く切れなくなってしまいます。1ヶ月に1回くらいのペースで切ってあげるようにしましょう。

歯のお手入れ

歯の手入れをしないと歯周病などを発症してしまいます。歯周病は悪化すると歯茎の炎症が広がり歯がグラグラになってしまったり抜け落ちたりしてしまいます。毎日歯磨きするのが理想ですが初めは慣らしながら歯の表面を拭くだけにしたり歯磨き用のガムなどをかませるなどして徐々に慣らしてあげましょう。

肛門線のチェック

チワワなどの小型犬は排泄の際に一緒に分泌物を出すことができないため定期的に肛門線を絞ってあげる必要があります。肛門線とは肛門線と呼ばれる臭腺にたまる分泌液で、犬が野生の生活をしていた頃肛門線を噴射することで外敵から身を守ったりテリトリーを示すなどの役割をしていましたが人と暮らすようになり必要がなくなったので肛門線を押し出す肛門括約筋の発達していない犬は自力で排出するのが難しくなってしまいました。溜め続けてしまうと炎症を起こしてしまうこともあるので月一程度でしてあげる必要があります。自宅でケアするのが難しいと感じた時にはペットサロンや動物病院でもしてもらえるので相談してみるのもいいかもしれません。

散歩の仕方

散歩が必要ないとも言われていますが決してそんなことはありません。運動量の少ないチワワですが部屋の中で歩き回るだけではストレスの発散ができないだけでなく散歩は飼い主さんとの立派なコミュニケーションですので適度な散歩が必要になってきます。

距離や頻度

距離は1~2kmでなるべく1日に1回は散歩に連れて行ってあげるのが理想です。チワワの運動量として10~20分の運動が目安とされているため愛犬に合わせて距離や回数を調整してあげるようにしましょう。

役割

散歩はただ単に運動のためだけではなく様々な役割があります。ずっと家の中にいるのは犬にとってはストレスになってしまうため外の空気を吸わせてあげ、気分転換させてあげるのにとても重要です。また警戒心の強いチワワにとって社会性を身につけるのにも大切です。散歩で毎日違った人や犬、音に会うことで新鮮な刺激が脳を活性化させてくれるので知らない人に吠えなくなったり社会性が身についていきます。

散歩時に気をつけること

小さいチワワは散歩ではいくつか気をつける点があります。車や自転車からは認識しづらくリードが長かったりすると車道の方に行ってしまったりして事故に繋がることもあります。なるべくリードは短く持ち車通りの少ない道を歩くようにしましょう。他にも段差や障害物には注意する必要があります。体が小さいとちょっとした草むらもチワワにとっては大きな障害物になってしまい嫌がったり怖がることもあるため散歩の際は愛犬の様子を確認しながら歩いてあげる必要があります。

まとめ

初めて犬を飼う際は1人では難しかったりお金の問題、時間の問題など色々悩むかもしれません。そんな時は周囲に相談して見たり家族に頼るのも方法です。十数年を生活を共にするパートナーなので飼い主さんの負担になっていては意味がありませんのでお互いの信頼関係を築くためにも飼うにあたってのポイントや気をつけるべき点を理解しておけば、お世話もしやすくなり良きパートナーとなってくれるはずです。

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