以前、犬は肉食動物で食物繊維の消化ができないから摂取する必要はないと言われていました。
しかし最近では食物繊維を摂ることで様々な効果があることが分かって人間も積極的に摂取するようになってきました。
また食物繊維は犬にも必要な栄養の一つだと考えられるようになってきています。
そこで犬に食物繊維を与えることについて詳しくご紹介していきます。

犬にあげたい食物繊維が豊富な食材とその効果


食物繊維が含まれている食材はたくさんあります。
食材に含まれている成分や体に与える効果、与え方などをご紹介します。

1 キャベツ

食物繊維以外にも抗酸化作用のあるビタミンCが多く含まれています。
与えすぎると消化不良になるので、与える量には気をつけてください。
また生のまま与えると腸内環境が悪くなるので、食べやすい大きさに切って火を通してあげてくださいね。

2 リンゴ

リンゴに含まれているペクチンは善玉菌を活性化させる働きがあります。
与え方はそのまま与えるのも良いですが、皮には抗酸化作用があるポリフェノールが含まれているので、皮ごとすりおろして与えるのも良いです。
また乳酸菌が含まれるヨーグルトと一緒に与えるのも良いですよ。

3 サツマイモ

ミネラルと食物繊維が豊富に含まれていて栄養価が高い食材です。
食物繊維が多く含まれていて便秘の解消・予防になります。
摂りすぎると消化不良になるので、食べ過ぎには注意してください。
またカロリーと糖分が多いので与えすぎないようにしましょう。
与える際には茹でたり蒸したりして、必ず火を通してくださいね。

4 ブロッコリー

ビタミンが豊富に含まれています。
生のままでは消化できないので必ず茹でで適量を与えてください。
うちの愛犬たちはブロッコリーが大好きで茹ででフードにトッピングをして与えています。

5 カボチャ

ビタミンや食物繊維が含まれています。
カボチャはカロリーが高い食材で食べ過ぎると肥満の原因になるので注意してください。また食物繊維が多いので食べ過ぎると下痢になることがあります。与える際には食べやすい大きさに切って火を通してあげてください。

6 ニンジン

抗酸化作用があるカロテンが含まれています。
歯茎の健康を保つためや排便を促進するためならスティック状にして与えるのが良いです。
栄養の吸収を促進させるためには生ですりおろして与えてください。

7 レタス

水分が多く、含まれる食物繊維は少ないです。
水分補給にもなりそのまま与えられるのですぐに食べられて良いですよね。
低カロリーなのでおやつにもなります。

犬に食物繊維を与えるメリット・デメリット


食物繊維には様々な働きがあり体の調子を整えてくれるメリットがあります。
その一方で与える際に気をつけなければいけないこともあるのでメリットとデメリットの両方を知っておくとワンちゃんに安心して与えられます。
では食物繊維を与えるメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

・便秘の解消や予防
・腸内環境を整える
・血糖値の上昇を抑える
・コレステロール値の調整
犬に食物繊維を与えることでこのようなメリットがあります。
それぞれの詳しい説明は次の項目で説明するので参考にしてみてください。

デメリット

・食物繊維の種類に注意
食物繊維には2種類あります。
①水溶性食物繊維
水に溶ける食物繊維です。
水に溶けるとゲル状になって糖分の吸収を抑えたり、体に良くない物質が体に吸収されるのを妨げたりする働きがあります。
摂りすぎると下痢の原因になるので注意してください。
海藻類やキノコ類、リンゴなどに含まれます。

②不溶性食物繊維
水に溶けない食物繊維です。
便秘を改善できる働きがあります。
水分を吸収して腸内で膨らむことで腸が刺激されて排便を促します。
摂りすぎると便秘になるので注意が必要です。
豆類や穀類、イモ類などに含まれます。

摂取する食物繊維によって体に与える効果は異なるので、ワンちゃんの体の調子にあわせて与える食材を選んでみてくださいね。

・摂りすぎに注意
前の項目でも説明しましたが摂りすぎると逆に体の調子が悪くなることがあります。
与えすぎず適量を与えるようにしましょう。
また与える食材によってそのまま与えると消化不良を起こすことがあるので与え方には注意してください。

犬に食物繊維はどんなときに与えるの?


食物繊維を摂ることでどのような効果があるのか気になりますよね。
食物繊維を摂るメリットで紹介したものについて詳しく説明していきます。

1 ダイエット

食物繊維はお腹の中で膨らむので満腹感が得られます。
ダイエット用のフードにはこの効果を利用して食物繊維が多く含まれています。
愛犬がダイエットをしている方や考えている方は食物繊維を与えたり、ダイエット用のフードを与えたりしてみてください。

2 糖尿病

食物繊維を摂ることで血糖値の上昇が抑えられます。
食物繊維の種類によって糖質の吸収のスピードを抑えられるので、糖尿病の子には食物繊維が多く含まれるフードや食べ物を与えましょう。
獣医さんにどのようなものを与えればいいのかを相談してみるのも良いです。

3 下痢

下痢のときには善玉菌を増やして腸内環境を整えることが大切です。
善玉菌を活性化させる働きがあるリンゴや食物繊維が多く含まれているサツマイモなどを与えてみましょう。
与えすぎると症状が悪化することがあるので与える量に気をつけてください。

4 便秘

食物繊維が腸内で膨らんで腸壁を刺激して腸の運動が活発になります。
また食物繊維が善玉菌を活性化させて腸内環境を整えてくれることで便秘が解消します。
愛犬の便秘で悩んでいる方は食物繊維が含まれる食材を与えてみてください。
与えすぎて便秘になることがあるので注意が必要です。

まとめ

食物繊維には様々な働きがあるので、ワンちゃんの体調をよく観察して与える食材を選んでみてください。
フードのトッピングとして与える際にはフードをメインにしてトッピングの量は少しにしましょう。
与えすぎると食物繊維が消化されず必要な栄養素の消化吸収を妨げることがあります。適量を与えバランス良く栄養が吸収できるようにしましょう。

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