ペットサロンに行くにはまだ早いけれど。。。ちょっと綺麗にしてあげたい!そんな時お家で出来るお手入れ方法を紹介していきたいと思います。

トリミングの手順を知っていただく事で、わんちゃんも清潔で気持ちよく過ごせますし、いつも行ってるサロンのトリマーさんも助かりますのでぜひ参考にして下さい。

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【お家でトリミング】ブラッシング


わんちゃんのお手入れで一番重要視してもらいたいのがブラッシング。そしてシャンプー前に必ずしてほしいのもブラッシングです。シャンプーの前に充分にもつれをとかないとシャンプー剤が残ってしまい皮膚炎の原因となりますので、しっかりブラシをかけてあげて下さい。またブラッシングはお散歩後などで体についた砂や葉っぱを綺麗にしたり、血行促進や飼い主さんとの良質なコミュニケーションにもなりますので、毎日の日課としてブラシが苦手な子も少しずつ、気持ちの良いものだよ~というのを慣れさせて下さいね。ブラッシングを上手のできるわんちゃんは人に触られる事に嫌悪感を持たないので色々なお手入れがしやすくなりますよ。毛のあるわんちゃんは最低でも週に1回はブラシをかけるようにしましょう。

では、被毛のタイプ別にブラシの仕方を見ていきましょう。

フレンチブルドッグ、スムースチワワなどの超短毛犬

ピンブラシを使って毛並みに沿って優しくブラッシングしましょう。頻繁にブラシは必要ありませんがコミュニケーションの一つとして習慣づけましょう。

ダックス、キャバリア、ロングコートチワワなどの中毛犬

ピンブラシで一通りブラシをかけた後、もつれた部分や飾り毛の長い部分をスリッカーブラシでほどきます。スリッカーブラシは金属で作られている先の尖ったブラシですので、わんちゃんの肌に当たって傷つけないように毛のみをブラシします。

ロングに伸ばしているヨーキーやシーズー、マルチーズなどの長毛犬

先ほどと同様、ピンブラシで全体にブラシをかけた後、スリッカーブラシでもつれをほどきます。

ロングにしている子は毎日のブラッシングが必須になりますので、静電気防止スプレーやオイルを使って毛玉にならないようにお手入れしましょう。

柴犬やポメラニアン、コーギーなどダブルコートの犬

日本のように四季の寒暖差がある国や寒さや天候に左右される国が原産のわんちゃんなどは体温を逃がさないように密集した下毛と撥水性の高い上毛からなるダブルコートという被毛を持っています。気候によって夏毛や冬毛に生え換わるので抜け毛も多く、特に冬から春にかけてはごっそりといらない冬毛が抜けていきます。

毛量によっては換毛期のブラシは一日に数回しても足りないほど抜ける子もいますし、普段から毎日のブラッシングは欠かせません。

スリッカーブラシを使い、皮膚に当てないように根元からブラシをかけます。お尻や首回りは特に飾り毛が多いので、しっかりブラシをかけましょう。その際、表面だけでなく皮膚が見えるところまでブラシをいれるように心がけましょう。

トリミングで短くしているプードルやマルチーズなどのカット犬種

1ヶ月に1回、2ヶ月に1回など定期的にトリミングに出しているわんちゃんは、比較的お手入れがしやすい長さにしているでしょうが、慣れさせるためにもお家でのブラシはぜひして欲しいものです。全体をピンブラシでほどいた後、スリッカーブラシでもつれを取ります。

耳やしっぽ、手足などよく動かす部分は絡みやすいので習慣的にブラシをかけるようにしましょう。

またお洋服を着ているわんちゃんは静電気や摩擦によってさらに絡みやすいので、着せたままにせず、お着替えと共にしっかりブラッシングをしましょう。

肛門腺しぼり

肛門囊にたまった分泌物を出してあげる事を肛門腺絞りと言います。大型犬では排泄時に一緒に出やすいのですが、小型犬や中型犬では自然に出にくく定期的なお手入れが必要です。

溜まりやすい子は1~3週間でパンパンになってしまいます。愛犬がお尻でズリズリ進んでいることはありませんか?肛門腺が溜まって気持ち悪いのかもしれません。溜まりすぎると炎症をおこしたり破れてしまうこともあるのでお家で絞ってあげれると安心ですよね。

絞り方は、まずしっぽを上に持ち上げます。肛門の下側の左右に膨らみが確認できたら、親指と人差し指の腹でそのまま上に押します。肛門腺が固かったりしっぽが短いわんちゃんは親指と人差し指の関節部分で絞ると力が入りやすいです。

最初は難しいかもしれませんがコツを掴むと気持ち良いくらい簡単に出せるようになりますよ。肛門腺は臭いが強く、勢いよく飛び散る子もいるので、シャンプーの前や最中に絞るのがおすすめです。

【お家でトリミング】シャンプー


シャンプーの行程は基本的に人間と同じです。

わんちゃんがビックリしないようにお尻の方から濡らしていきます。お湯の温度は38度くらいを目安に調節しましょう。シャワーの音に怖がる子もいるので、シャワーヘッドを皮膚からあまり離さないようにします。

顔は横からゆっくり濡らし、耳にお湯が入らないように気を付けましょう。

シャワーを止め、シャンプーを手で泡立てながら全体になじませ、ごしごしと泡立てていきます。

1回のシャンプーで汚れが落ちないときは1度流してもう1度シャンプーしましょう。充分に泡立ったらしっかりすすぎ、リンスを馴染ませ流します。

お顔からお耳をタオルで拭き、体全体も軽く指先でこすりながら毛を握るように水気を取ります。

わんちゃんがプルプルしても水気が飛ばなくなったら、シャンプーとタオルドライの完了です。

【お家でトリミング】ドライ


ドライヤーをあてた所を中心に放射状にブラシを入れながら乾かします。家庭用のドライヤーは温度が高いのでわんちゃんに近づけ過ぎないように気を付けましょう。やけどをしてしまいます。基本的にブラシを入れながら乾かしていくので、両手が使えるように2人がかりで乾かしたり、固定する台が付いているドライヤーがあると便利です。

顔や耳を乾かす時は風が顔にかからないように後ろや横側からあて、ブラシの先端を目に向けないようにします。また、顔に毛のあるわんちゃんはコームとよばれる金属のクシを使って顔の毛を乾かしていきます。これも目に向けないように気をつけましょう。

そして大事なのは必ず乾かしきること!ドライをさせな~いと言って濡れたまま放置すると皮膚が湿ったままになり細菌が繁殖する原因になります。また濡れた毛が絡み毛玉になってしまい、シャンプーするまえより絡んでしまった!なんて事になりかねませんよ。

どうしてもドライヤーが嫌いな子はストーブの前や日向ぼっこで乾かすのも仕方ありませんが、必ず最後にブラシをかけて仕上げをしてくださいね。

【お家でトリミング】爪切り

犬と人では爪の構造が少し違います。人の爪は指からはみ出している部分には血管が通っていないので切っても痛くはないですよね。犬の爪は指からはみ出して見えている部分の半分以上は血管が通っていると思って下さい。もちろん切りすぎると血が出ますし、痛かった事がトラウマになって爪切りを嫌がるようになる子もいるので一気に切らず少しずつ切っていくようにしましょう。

爪切りの種類は、ギロチンタイプやハサミタイプ、ニッパータイプなど色々ありますがケガをしにくく、爪だけを切りやすい点ではギロチンタイプが使いやすいかなと思います。暴れる子は横に逃げれるスペースがあるピコックタイプがより安全かもしれません。

爪が白く血管が見える子

爪が白い子は真ん中にピンクの筋が見えると思います。それが血管になります。血管に到達しない所よりもっと手前をまっすぐ切り、左右の角を丸めます。足を前に持ちつま先側から切っても、裏側をむけて肉球側から切っても構いませんがわんちゃんの足は前後にしか動かないので、横にあげないように気を付けて下さい。無理にあげると足が折れてしまいます。

爪が黒く血管が見えづらい子

爪が黒く血管を確認出来ない子は正直トリマーさん達も勘と経験で切っています。お家でお手入れをする場合はまずは全部の爪を確認して色素の薄い爪があれば、その爪に合わせて切っていきましょう。

全部の爪が真っ黒で光にかざしても血管が分からない子は生活に支障が出る尖った先っぽを少しだけ切るようにしましょう。

トリミング

毛が伸びて気になる部分は目の周り、お尻周り、足回なのではないでしょうか。

バリカンやハサミを使って切っていくのですが、常に頭においていてほしいのは、刃先を犬に向けないという事です。

では場所別に大まかな切り方を紹介します。

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お尻周り

しっぽを上に軽く持ち上げ肛門の左右を切ります。刃先が外を向くようにハサミやバリカンを入れ、左右を片方ずつ切っていきます。

足まわり

ハサミでも構いませんがバリカンの方が怪我をしにくいです。わんちゃんの足を裏返し肉球と平行に刃をあて肉球が見えるように毛を切ります。慣れてきたら大きな肉球の間の山形の部分の毛も切っていきます。バリカンの角を山の頂点に合わせ余った刃は足の外に出すようにします。肉球と肉球の間には水かきのように皮膚があるので決して垂直に刃を入れないようにしてください。

表からコームで整え、指の間の毛が伸びている場合は軽く掻きだし指周りの短い毛に合わせてハサミで切ります。外周りを丸くカットしたら完成です

目のまわり

愛犬と過ごしていて一番目がいくのは顔ですよね。毛が伸びて目が見えなくなると気になってしまうものです。

顔周りのカットは誤って目を突いてしまったり舌を切ってしまったりと危険も多いので、無理のない程度にカットして下さいね。

まず顎の毛を持ちわんちゃんの顔と自分の目線を合わせます。コームを使い目の前の毛を上向きに立ち上げ、ハサミで切っていきます。刃先をわんちゃんに向けないように右から左に切っていきます。(左利きの人は左から右)

次に目の上の毛をコームで前にとき、まぶたより前に出た毛を切ります。

これで目が見えるようになりました。

目にかかる毛を切ってあげる事で目たれや涙やけも軽減されるので、先が丸くなっている人間の鼻や眉用のハサミで少し切ってあげるだけですっきりしますよ。

お家でトリミングまとめ


いかがでしたか。

お家でのお手入れのポイントは

1.ブラッシングとドライヤーを怠らないこと

2.ブラシやハサミの刃先をわんちゃんに向けないこと

3.無理強いをして怪我をさせないこと

です。言葉で聞くと難しく聞こえますが、手順を踏んでトリミングを覚えるとどんどん上達しますので、愛犬と一緒に美容を楽しんでみて下さい♪

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