ペットショップで販売されている子のプロフィールの備考欄に「パテラ」という文字を見たことはないでしょうか?
「パテラ」って何なの?病気?と思う人もいるかと思います。
パテラ簡単に言うと関節が外れやすいということです。
小型犬を飼っている人なら愛犬の関節が外れて足を引きずったりしている姿を見たことがある人もいるでしょう。
そこで今回は犬の関節が外れる原因と対策について紹介したいと思います。

【犬の関節が外れる】「パテラ」とは?


パテらとは膝蓋骨脱臼のことを言います。
小型犬によく見られる病気です。
どういう病気なのかというと、犬の膝にあるお皿がズレて脱臼してしまう病気です。
脱臼すると犬が足を引きずったり歩行に異常がでます。
たいていの場合はしばらくすると元に戻ります。

関節が外れるパテラになりやすい犬種

小型犬に多くするパテラですが特になりやすいと言われている犬種を紹介したいと思います。

▪️トイ・プードル

▪️チワワ

▪️ポメラニアン

▪️パピヨン

小型犬に多いパテラですが中型犬や大型犬もなることがあるので油断は禁物です。

犬の関節が外れる原因は!?


小型犬が関節が外れやすいということが分かりましたがなぜ小型犬に多いのでしょうか?

関節が外れる原因が気になりますよね。
パテらの原因として言われているのが「遺伝」、「外傷」の2つです。

遺伝の場合

小型犬が関節が外れやすい理由として遺伝が関係しています。

・過度に小型化されている
・運動不足で筋力が低下
・骨の形成不全
・遺伝的に骨のくぼみが浅い

上記のような理由から小型犬がパテラになりやすいのです。
また小型犬は室内飼いをする家庭がほとんどですよね。
自宅のフローリングや階段の昇り降りをすることも膝に負担がかかってしまうのです。

外傷の場合

不慮の事故などが原因で関節が外れやすくなることもありますが、身近でいうとソファーや椅子などから降りるときにジャンプをして着地に失敗して転倒したことで関節が外れやすくなる場合もあります。

関節が外れたときの症状

本来の位置から骨がずれてしまうことで起こるパテラですが、どのような症状が出るのでしょうか?
パテラの症状は以下です。

▪️ケンケンをしながら歩く
▪️膝に触れると痛がる
▪️起き上がることが出来ない
▪️足を引きずる

パテラは両足同時になることもあるため歩行が困難になることもあります。

【犬の関節が外れる】パテラのグレードについて

関節が外れる病気、「パテラ」ですが実はグレードがあるんです。
パテラの4種類のグレードを紹介したいと思います。

グレード1

グレード1は軽度です。
あまり頻繁に脱臼することはありませんが、関節が外れると痛がって足をピンとしていることが多いです。
しばらくすれば何事もなかったように元気に走り回る子がほとんどですね。
グレード1の場合は特に治療などもしないで大丈夫です。

グレード2

パテラで1番多いのがグレード2だと言われています。
グレード2になると日常生活で関節が外れたり元に戻ったりを何度も繰り返します。
ソファーなどからジャンプをしたり、急に行動をとったときなんかは症状が出やすくなるので注意が必要です。
膝関節を構成する骨をつないでいる人体などが緩くなることで発症しやすくなります。

グレード3

常に脱臼している状態がグレード3に分類されます。
手で戻してあげてもすぐに脱臼している状態に戻ってしまいます。
脱臼をした時に痛みは感じないですが、常に膝が曲がっている状態なので歩行に違和感があります。
放っておくと重度な障害に繋がる可能性があるので注意が必要です。

グレード4

グレード4はパテらの中でも重度です。
常に脱臼している状態なので元に戻ることはありません。
筋肉が固くなり膝蓋骨を元に戻せなくなるのです。
歩行が困難になり日常生活に支障をきたす子が多いです。
こちらも放っておくと重度な障害が起こる可能性があるので注意が必要です。

関節が外れやすい子への対策


パテラの原因や症状を紹介しましたが普段の環境で気をつければパテラを予防することができますし、すでにパテラになっている子の悪化を防ぐことが出来ます。
普段から出来るパテラの対策を紹介します。

▪️フローリングにマットを

小型犬は室内で飼育している家庭がほとんどですよね。
室内がフローリングの家庭も多いと思います。
フローリングだと犬が滑ったり転倒する可能性があり足が外れやすくなります。
なのでフローリングマットを引いてあげるといいですね。
絨毯やジョイントマットなどでも関節が外れやすくなるのを防ぐことができます。

▪️ソファーやイスに登らせない

自宅にソファーやイスがある家庭も多いですよね。
ソファーやイスから飛び降りて足が外れてしまう可能性があるので普段から犬がソファーやイスに乗らないようにしつけをしておきましょう。
愛犬がソファーが好きな場合は高さが低いものにしておくといいでしょう。
また階段などの昇り降りは極力避けたいところです。
散歩途中や自宅の階段を昇り降りする場合は飼い主さんが抱っこをしてあげて移動するようにしましょう。
また、関節が外れやすい子はできるだけ急な激しい運動をさせないようにしてくださいね。

まとめ


関節が外れやすい子のことを「パテラ」といいます。
パテラの原因は「遺伝」からくるものと「外傷」からくるものがあります。
トイプードルやチワワなどの小型犬を飼っている場合は注意が必要が必要です。
小型犬に多いパテラですが中型犬や大型犬もパテラになることがあるので油断は禁物です。
日頃からできる対策として、フローリングにマットを引いておく、ソファーやイスなどの高い位置からジャンプをさせない、急な激しい運動はさせないということを気をつけましょう。

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