人と同様に犬においても赤ちゃんの頃は親に依存しなければ生きていけません。
犬においても多くの場合母親は子供を守るために必死な場合が多いですよね?そして自分の子供はとても可愛くて大切な存在です。
しかし、時々悲しいことに、育児放棄してしまう人の親御さんがいるように、ワンちゃんの中にもたとえ親子であっても自分が生んだ子供との仲が良好でないことがあります。
ワンちゃんの親子間での不仲の原因は2つあると考えられています。今回この二つの原因とその原因それぞれについての対策についてご説明します。

犬の親子の不仲の原因①親犬の社会化不足


簡単に言えばお母さん犬の人見知りならぬ犬見知りです。つまり、自分の生んだ子供たちに対して犬見知りをしてしまい、良好な親子関係を築けていないということです。
これは、特にずっと室内飼いであったり、特定のワンちゃんとしか触れ合って来なかったワンちゃんに多く起こると言われています。
お母さん犬が社会化期と呼ばれる時期に社会化をしっかりされていないことが原因です。

対策

子犬の時からしっかり社会化をさせておく。犬の社会化期は生後3週〜14週の間だと言われています。この時期にどれだけ多くのものに触れ合ったかでその後の性格に大きな影響を与えると言われています。
そして、大人になっていくにつれて新しいものを受け入れにくくなってしまします。
人でも、子供のうちから多くのことにチャレンジさせておくと大人になってからたくさんのことを吸収できますよね?大人になってから急に人見知りの人が明日から人見知りを直せと言われても直すのには苦労しますよね。
ですので、なるべく人見知りしないように小さな頃から育てて育ててあげることが大切です。

犬の親子の不仲の原因②親子の間で敵対視している


一緒に暮らしていく中で、たとえ親子であってもそれぞれのワンちゃんの中で許せないことがあり、関係が悪化しているということです。これは一緒に生まれた兄弟犬の中でも起こる可能性があります。
また、この親子間や兄弟間での敵視と言う状況は女子同士つまり、母と娘、姉妹間で多いそうです。女の争いはどこの界隈でもあるいうことなんでしょうかね。
この家族を敵視してしまう現象はさらに2つに分けられると言われていて、序列関係性と飼い主との親和性の2つがあると言われています。

序列関係性とは

この序列関係性とは、ワンちゃん同士の上下関係に似た物の序列に関係した不仲です。ワンちゃんたちの世界では、優位と劣位といった名前で上下関係を表現します。
この上下関係が何らかの原因で、崩れてしまって、お互いの関係が悪化してしまうことが原因です。

対策

こちらが原因の親子の不仲は、親子間での秩序やルールが崩壊したものなので、この崩壊した秩序やルールを正してあげることが対策です。
例えば、ご飯の時に順番にあげるのでなく、親のわんちゃんにさきにご飯をあげ、次に子供のワンちゃんにご飯をあげるようにしてみましょう。
そうすると、親の方が序列として優位な状態になるので、自然とこのルールがワンちゃん達の間で適応されるようになることを期待します。
また、ワンちゃんたちにお留守番してもらうときは、飼い主さんがいない間喧嘩にならないように別々のケージや別々のお部屋でお留守番してもらうといいでしょう。
そして、順番の優先として親を優先すると良いでしょう。

飼い主との親和性とは

この飼い主との親和性とは、文字からもわかると思いますが、簡単に言えば飼い主さんへの嫉妬が原因による不仲です。つまり、飼い主さんが一緒の時のみに発生します。
それはそうですよね!これまで飼い主さんからの愛情を独占していたのに急に、大好きな飼い主さんを奪う存在が出てくるんですから、嫉妬しますよね?
そして、子供の方からしても、大好きな飼い主さんを独占したいに決まっています!
私も兄に母を取られると嫉妬していた時期があります。
それ以外にも親子でじゃれたりしている時、子供のワンちゃんの方が小さいからと言って、親のワンちゃんを叱ったりすると、子供のワンちゃんは自分は親に何をしても許されると誤解してしまうことがあるので日頃から注意が必要です。
実際にインタビューしたわけでないので、ひょっとすると実際は言うことを聞かないやご飯を一昨日取られたからと言った些細な事情があるかもしれません。

対策

飼い主さん自身は平等に接しているつもりでも知らず知らず、特定のワンちゃんに肩入れしてしまうことが多々あります。
なので、できる限り平等になるように接してあげましょう!
さらに、親子のじゃれあいに割って入らないことも大切です。
本来ワンちゃん同士は自分で力の強弱を勉強していきます。特に親のワンちゃんが子供のワンちゃんとじゃれている時もひょっとすると子供を親がいじめているように見えてしまうことがあります。
この時に飼い主さんが親子の間に入ってしまうとワンちゃんの親子間での関係性がかわってしまう可能性があります。よほど大きな怪我に発展しそうでない限り、じゃれあいはそっと見守ってあげましょう!

まとめ

今回、ワンちゃんの親子での不仲の原因と対策についてお話させてもらいました。

その内容をまとめると

親子での不仲の原因は、社会化不足と親子間で敵視してしまっていることです。

そして、対策は

・小さいころからなるべくたくさんのものに触れておく!

・親子間での序列をはっきりさせる!

・ワンちゃん達のじゃれあいに干渉しすぎない!

です。

そして、どうしても手に負えない時は行動科専門の獣医さんの診察を受けましょう!

おすすめの記事