大好きな人がいると尻尾をブンブン振って、”まってたよ!”と言わんばかりによってくるワンちゃんの姿って本当に可愛いですよねえ!
日頃いい子にしているワンちゃんたちもたまには羽目を外して興奮するくらい嬉しい気持ちが爆発してしまっているんでしょうね!
しかし、そんな日頃いい子なワンちゃんでも興奮しすぎたのか、大好きな人にあったりしたときウレションしてしまうことがありませんか?私の飼っているワンちゃんは、よく自分のいたペットショップの店長さんに会うとよくお漏らしをしていました。
そこで、今回はこのウレションについて、そもそもウレションとは何か、ウレションの原因、しつけの仕方についてご説明していきます。
目次
ウレションとは何か
そもそもウレションとは何なのでしょうか?
名前の通りうれしいときにおしっこをしてしまうことですが、もう少し詳しくご説明します。
おっしこは普通、私たちもそうですが、おしっこしたいなあと思ってからするものですよね?生活している時に急にちょろちょろおしっこが出たらたいへんですよね?
ワンちゃんたちも同じで普通おしっこは自分がおしっこしたいと思ったタイミングで、自分の意思でおしっこをします。
しかし、ウレションは自分でおしっこしようという意思と関係なく漏らしてしまうことで、ワンちゃん自身もおしっこしようと思っているものではありません!
つまり、嬉しい時喜んでいる時に自分の意思ではな、く勝手にお漏らしてしまうことをウレションといいます。
なぜウレションをするのか、ウレションの理由
ウレションをしてしまう理由はいくつかあります。これから一つ一つご紹介します。
ウレションの原因1
ウレションの原因の一つ目は、幼いことです!
私たち人間でも小さいときおもらしってしてしまいますよね?
体の成長の途中だから、うまくおしっこに対する指示がコントロールできなくて漏らしてしまうのです。
脳でおしっこをしようと命令して、おしっこをするという行動がうまく連携できず、嬉しいという感情が間違っておしっこをするという指示を出してしまうもです。
つまり、ウレションの場合、おしっこのコントロールが幼いからうまくできず、嬉しい時に間違って漏らしてしまって起こります。
ウレションの原因2
原因の二つ目は、興奮しすぎていることです。
これは先ほどの幼いことに関係しているんですが、体そのもののコントロールがうまくできないことと同じように、感情のコントロールがうまくできず必要以上に興奮しすぎていることもウレションの原因です。
興奮しすぎるあまり、間違って体がおしっこをしようと命令してしまって起きてしまいます。
アニメなので、興奮した時に鼻血が出てしまうことによく似ています。
ウレションの原因3
三つ目の原因は、意地悪です!
ワンちゃんたちってとっても賢いですよね?そして、とっても寂しがりやさんです。
ですので、大好きな人に構ってもらいたくてわざとおしっこをすることがあります!
『ウレションの原因まとめ』
ウレションの原因の3つをおさらいしてみます。
・まだ成長途中で、うまく体に指示が出せていない
・興奮しすぎて、間違っておしっこをしてしまう
・かまって欲しくて、意地悪している
以上がウレションの原因です。
しかし、実は病気でもらしてしまっている可能性があることもあるので、注意してくだい!
ウレションの対策
ウレションを出来るだけしないようにするにはどのような対策があるのか紹介していきます!
対策を始める前にまず皆さんにやってほしいことがあります!
それは、”どんな時にウレションをしているのか”、”ウレションをしたあと自分たちはどうしているのか”この2点をまず観察してみてください。
この2点をわかっておくことが、ウレションの対策の第一歩です!
まず、どんな時にウレションをしているのか把握してもらったと思います。そのときにウレションをしないように対策をします!
ウレションの対策1
ウレションの対策の一つ目は、そもそも論で、おしっこをなくしてしまいましょう!
ウレションしてしまう人に会う、ウレションしてしまう場所に行く、その時におしっこがなければ、ウレションはできませんよね?
なので、おしっこそのものがなくなっているようにトイレを先に済ませておくように誘導しましょう!
ウレションをするタイミングがわかれば先手を打っておくことが大切ですね!
ウレションの対策2
ウレションの原因の一つに興奮のしすぎというものがありましたよね?
ですので、興奮させすぎないようにしましょう。
興奮させすぎないようにするには、日頃からおすわりや待てといったことができるようにしておくことも大切です。
ウレションをしてしまうような場面で、しっかりお手やおすわりといった指示を出しましょう。指示を出すことで、興奮を抑えることができることがあります。
ところで、みなさんは叫びながらごはんを食べられますか?無理ですよね?
そうなんです、同時に行動できないことをワンちゃんにさせると興奮を抑えられます。
興奮している時におやつをあげてみる、好きなおもちゃを出すなど、同時にできない行動をするようにしてみましょう!
ウレションの対策3
ウレションの対策は実はワンちゃんに問題があるだけではありません!実は、飼い主である皆さんがウレションの原因を作っているんです!
先ほどの、興奮を抑えることも共通していますが、この対策は、興奮と意地悪に対して効果があります。
最初にウレションをしてしまったあとのみなさんの行動を観察してくださいとお話ししましたよね?
ワンちゃんがウレションしてしまったあとワンちゃんに寄って行って、”何してる!”と言ったり、慌てててんやわんやしたりしていませんか?
実はそういた行動そのものが、ワンちゃんのウレションを助長しているのです!
おしっこ漏らしたら、大好きな飼い主さんがかまってくれるそう思ってワンちゃんがわざとウレションをしている可能性もあるのです!
ですので、ワンちゃんがウレションをしてしまったあとは、ワンちゃんに構わず、落ち着いておしっこの処理だけしましょう!
ウレションの対策のまとめ
ウレションの対策を3つご紹介しましたが、おさらいしてみましょう!
・漏らす前におしっこをさせておきましょう!
・ワンちゃんが興奮しないようにしましょう!
・ウレションした後は落ち着いて、おしっこの処理をしましょう!
以上が、ウレションの対策です。
それでもウレションが止まらない時は、病気の可能性も考えて、行動学の専門科の獣医さんに相談しましょう!
まとめ
今回ウレションの原因と対策についてご紹介しました!
・まだ成長途中で、うまく体に指示が出せていない
・興奮しすぎて、間違っておしっこをしてしまう
・かまって欲しくて、意地悪している
以上がウレションの原因です。
・漏らす前におしっこをさせておきましょう!
・ワンちゃんが興奮しないようにしましょう!
・ウレションした後は落ち着いて、おしっこの処理をしましょう!
以上が、ウレションの対策です。
ウレションの原因を探る際に行動を観察するようにお話しましたが、実はワンちゃんたちの行動には理由があることが多いです!
そして、ワンちゃんたちの行動の後にワンちゃんたちは、私たち飼い主のことをよく見ています!
その私たちの行動が、ワンちゃんの行動を助長しているかもしれまん。私たち飼い主自身の行動もしっかり観察することが大切ですね!!