飼い主さんが寝ようとしたとき、愛犬も一緒に寝室までついてきた事はありませんか?飼い主さんと寝たがる愛犬の様子は、とっても可愛いですよね。でも、どうして一緒に寝ようとするのでしょうか。ここでは犬と一緒に寝るメリットとデメリットを考えてみます。

犬と同じ布団で寝るメリットは?

夜、安心して眠ることができる

愛犬と一緒に寝ることの最大のメリットは睡眠時に「安心ができる」ことではないでしょうか。愛犬がすぐそばで寝ていることで、犬に守ってもらえているという安心感の中、ゆっくりと眠りにつくことができます。

隣に一緒に寝てくれる相棒がいるのは非常に心強いものですが、それは愛犬にとっても同じです。犬の歴史では、犬の先祖は群れで行動していたと言われています。そのため家庭内のリーダーである飼い主さんと一緒に寝ることは、犬として本能的に安心できる行動となります。

ストレス軽減になる

実家で2匹の犬を飼っている筆者の体験ですが、悲しいことがあった日の夜に犬達と一緒に寝ることで、悲しみや辛さがまぎれて元気をもらえるといったことがありました。アニマルセラピーという言葉があるように、犬に触れることで心を安定させる効果があると実感しています。効果絶大なので、お疲れの人はぜひ犬と一緒に寝てみてください。

愛犬と飼い主さんのスキンシップの時間として活用できる

家族である愛犬と一秒でも長く一緒に過ごしたいと考えるのはとても自然なことです。特に普段お出かけすることが多い飼い主さんであるほど、家にいる時くらいは常に一緒にいたい、だから一緒に寝ているという人も多いのではないでしょうか。
人間同士が同じ時間を共有するほど仲間意識が芽生えていくのと同じで、飼い主さんと犬も一緒に寝ることで、お互いの絆が深まっていきます。

よく聞く話で「犬と一緒に寝ると主従関係が逆転する」「寝ているときに犬を体の上に乗せたらダメ」ということを聞きますが、これは普段、愛犬と飼い主さんがどういった関係を築けているかによります。飼い主さんが日頃から愛犬の言いなりになっていたり、主導権を渡してしまっていたりする場合は、そもそもの主従関係が崩れているため、愛犬は自分が偉いと考えてふるまうこともあるでしょう。

逆にいえば、日頃から愛犬としっかりコミュニケーションがとれている飼い主さんとの間であれば一緒に寝ることは問題ありません。

犬と同じ布団で寝るデメリットは?

布団やベッドに犬の毛がつく

全身が毛で覆われている犬は基本的に毛が抜けやすい生き物です。抜け毛が布団やベッド、枕などに付着してしまい毛まみれになってしまうため、粘着性のテープなどで小まめな掃除が必要になります。そういった手間が面倒だと感じる人や、そもそも寝室を汚したくない人は犬と一緒に寝ることは向いていないといえます。

誤っておしっこしてしまう犬もいる

愛犬と一緒に寝ていると、シーツの上でおしっこをしてしまうことがあります。
これには色々な原因がありますが、主にトイレのしつけが完全でない犬や子犬に多いとされています。犬がトイレの場所を覚えられていない場合、布団とトイレシートの肌触りが似ていて、誤ってシーツの上で粗相してしまうといわれています。

例外として、ベッドの位置が高く犬がトイレにいきたいのに降りられずもらしてしまう、頻尿になる病気になってしまったときに我慢できず布団の上でもらしてしまうこともあります。万が一もらしてしまったときにどうするのか想定しておきましょう。

ベッドから落下するなどケガの原因につながることもある

愛犬と一緒に寝る際に気にすべきことがベッドから床までの高さです。特に小型犬の場合、ベッドの段差を昇り降りするうちに犬の腰や足に負担になってしまい、ヘルニアなどの病気につながることがあります。愛犬と寝る場合は犬が自由に昇り降りできるような工夫をしましょう。また誤って落下した際に打ちどころが悪いと骨折してしまうこともあるので注意が必要です。

深夜に吠えてしまうこともある

物音に反応して吠える犬の場合、一緒に寝ているときでも、時間は関係なく物音がした際に、音がした方向に吠え始めてしまうことがあります。夜中思わぬタイミングで起こされ寝不足だという飼い主さんも多いものです。しつけや訓練次第で改善ができますので普段から吠え癖を直しておきましょう。

分離不安症になる犬もいる

人間の赤ちゃんや子供には、母親などの普段から一緒にいる人と離れることで心に不安を感じる「分離不安症」の兆候が出ることがあります。「分離不安症」は犬にもみられます。

これは普段から愛犬と長い時間を過ごしている飼い主さんとの間で起こりやすく、「分離不安症」になった愛犬が問題行動を起こすようになってしまうことがあります。例えば「食欲がなくなる」「鳴き続ける」「家のものをめちゃくちゃに破壊する」などです。

対策としては、時折トリミングショップに預けたり、ドッグランに行ったりするなど、他人とのスキンシップも増やしてみましょう。飼い主以外の人間に慣れることで「分離不安症」になりにくくなります。

まとめ

・犬と一緒の布団で寝ることは犬にも人にも良い効果がある
・普段から主従関係がはっきりしていれば一緒に寝ても大丈夫
・ベッドが毛まみれになるなど、ある程度汚れることは想定しておく
・愛犬が分離不安にならないように他人とのコミュニケーションを増やす

愛犬と同じ布団で寝ることは、飼い主さんと愛犬とのコミュニケーションにもつながるためオススメです。しかし、その一方デメリットがあることも事実です。愛犬との関係性を見つめなおし、より良い睡眠ライフを送りましょう!

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