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散歩中やドッグランではほかの犬に会うことになりますよね。犬同士が仲良く遊べたら良いのですが、威嚇してしまったり、反対に飛びついて相手をビビらせてしまったり……仲良くできないこともしばしばです。

犬同士で仲良くできることは良いことです。犬同士がコミュニケーションを取ることは大事ですし犬同士でしかできない遊びだってあります。飼い主が遊び相手では、犬本来の身体能力を考えると力不足ですからね。

犬同士で仲良くするために、愛犬がどうやったら他の犬と仲良くできるのか、原因別に対策を紹介します!

吠えてしまって他の犬と仲良くできない

他の犬と仲良くできない犬で、一番多いのが他の犬を見ると吠えてしまうタイプだと思います。愛犬が吠えているのを見ると、怒っているのかと思い飛びかかったりしないか心配になる飼い主さんもいるでしょう。

しかし吠える原因は大きく分けて3つあります。しかも、 吠える理由が全くの別物なのです。間違った対応をすると悪化する可能性がありますから、原因を見極めましょう。

①攻撃的で吠える犬

真っ先に思いつくのは、他の犬を牽制して吠える犬です。相手に自分の方が強いことを誇示するために吠えます。

こういった犬は自分が一番偉いと思っている傾向にあります。犬が飼い主さんの方を下に見ています。相手が飼い主さんであっても、嫌なことをしたら噛み付こうとしたり威嚇したりする犬が多いです。自分が家族のリーダーだと思ってしまっています。だから、「自分は飼い主さんより立場が上だから飼い主さんを守らなきゃ!」と考えているのです。

この場合は素直にトレーナーさんに相談したり、しつけ教室に通うことをおすすめします。なぜなら、犬同士の関係の築き方以前に、飼い主さんと愛犬の関係を修正する必要があるからです。飼い主さんだけでトレーニングするよりもプロの手を借りた方がスムーズに改善できるでしょう。

②怖くてビビって吠える犬

次に思いつくのは、他の犬が怖いがゆえに虚勢を張って吠える犬です。内心ではとても怖がっていますが、それを悟られたくなくて吠えています。

こういった犬は自分が偉いとは思ってはいないため、飼い主には従順です。また、こういった犬は生後4ヶ月までの社会化の時期に他の犬に会うことなく育っており、その後、外に出て他の犬に初めて会った時に、体格差や吠えられたりして怖い思いをした経験から吠えています。

ですから、このタイプの犬には犬が怖くないことを教える必要があります。よく他の犬に慣れた、おとなしい犬に出会った時に協力してもらいましょう。

少しだけ一緒に時間を過ごしたり、犬同士の挨拶をしたりして愛犬に犬は怖くないことを教えてあげてください。そうすれば、仲良く遊ぶようにはならなくても吠えて怯えることはなくなります。

③興奮して吠える犬

少し珍しいタイプとしては、他の犬に会ったのが嬉しくて、でもどう関われば良いのかわからずただただ興奮して吠える犬もいます。威嚇するつもりもなく、怖がっているわけでもありません。ただ単に「他の犬がいる〜!どうしようっ!どうしようっ!」と興奮しているのです。

こういったタイプの犬の場合は、まず落ち着かせましょう。名前を呼んだりして、愛犬の意識を飼い主さんに向けてください。それでも興奮が収まりそうになければ、少しその場から離れたところに移動しましょう。

また、犬同士の挨拶の仕方等を教える必要があります。落ち着いたところで、他の犬と対面させ、相手の飼い主さんの許可を取ってお尻を嗅がせてもらいましょう。挨拶の仕方等の他の犬との関わり方がわかり、テンションさえコントロールできれば他の犬と仲良くできるようになるでしょう。

尻込みして他の犬と仲良くできない

他の犬に会うと吠えはしなくても尻込みしてしまう犬もいると思います。怖くて飼い主さんの後ろに隠れたり、小型犬ならば抱っこをせがむかもしれません。

現代社会では、犬同士が仲良くしないといけないわけではありません。噛み付いたり、吠えたりという問題行動を起こさず、ただ尻込みしているだけならば特に何もしなくても大丈夫です。無理に他の犬と仲良くさせる必要はありません。

ただ、飼い主としては愛犬が他の犬と楽しそうに遊ぶ様子が見てみたい気持ちがあると思います。もしも、犬同士を仲良くさせてみたいならば、犬に慣れているおとなしめの犬に会った時に協力してもらって、愛犬を他の犬に慣らしましょう。

私の愛犬もあまり犬と関わるのが得意ではありません。もともと散歩嫌いでも内向的な性格で、他の犬に会うと固まって動かなくなる犬でした。しかし、時々散歩中に会うおとなしいミニチュアダックスの子には何度も会ううちに挨拶するようになりました。

おとなしい犬に協力してもらって、愛犬を他の犬に慣れさせましょう。無理に仲良くなる必要はありません。特定の犬とだけでも挨拶できるようになって仲良くなれれば良いですね。

他の犬に会うのが嬉しくて飛びかかってしまう犬

他の犬に会えたのが嬉しくて、吠えなくともグイグイ積極的に行き過ぎる犬もいます。このような犬の場合は、悪気はなくとも相手の犬をびっくりさせますし、下手すると怪我をさせてしまう、または、びっくりした相手の犬に怪我をさせられる可能性があります。

こういった犬の場合はとにかく落ち着かせましょう。名前を呼んだり、オスワリなどの指示を出して意識を相手の犬からそらしたり、片方の手で胸を軽く押さえらもう片方の手を後ろ足の前に差し込んで動きを止めて落ち着かせたり、リードを短く持ったり足で踏んだりして、相手の犬に突進しないよう対処しましょう。

そして、落ち着いたら相手の飼い主さんに声をかけて、犬同士を挨拶させましょう。あまり相手のお尻をしつこく嗅ぐと嫌がられますから、相手の犬が嫌がったり「ちょっと嗅ぎすぎでは……?」と思ったら飼い主さんが静止しましょう。犬同士が喧嘩し始めたら、一瞬で終わる喧嘩も多いので様子を見て、本格的な喧嘩になりそうなら仲裁しましょう。

4.まとめ

  • 吠える原因は大きく分けて3つあるので、どの原因かを見極める
  • 他の犬と必ずしも仲良くする必要はないが、どうしても愛犬を他の犬に慣れさせたい時はおとなしい犬に協力してもらう
  • 他の犬に会うと興奮しすぎる犬は落ち着かせて飛びかからないように注意する

犬同士が仲良くしてくれるのは理想ですが、現代社会では犬同士がトラブルを起こさないことが一番大切です。愛犬が他の犬と仲良くするのを好まないのならば無理に仲良くさせる必要はありません。吠えたり、飛びかかったりする問題行動は改善しましょう。

また、犬同士を触れ合わせる時は 相手の飼い主さんに必ず許可を取りましょう。自分の犬の問題行動や性格を把握していて、「触れ合いはちょっと……」と思っている飼い主さんもいます。

また、飼い主同士が仲良く喋っていると犬も「飼い主さんが認めてるし……」と安心する傾向があります。きちんと飼い主さん同士もコミュニケーションを取りましょう。

犬同士が仲良くコミュニケーションが取れるようになると良いですね!

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